千葉
8に囲まれた千葉は首都圏ながら、有数の漁業県。
三方を海に囲まれた534㎞に及ぶ海岸線は変化に富み、来遊する魚群や沿岸に棲息する生物の豊富さで知られる。
千葉の海沿いを旅したんだ。
海鮮物と磯ラーメンが最高だった。
とっても美味しそうですな!
他にどんな物が有名なのか見てみよう。
千葉の知識
クジラのたれ?とは?
房総半島の海沿いを走っていると目につくのが、「くじらのたれ」の看板。
これは、ツチクジラの肉を味のついた汁に漬け込み、天日で干したもの。軽く炙って食べるとビーフジャーキーのような食感と、クジラ独特の風味を楽しめる。珍味である。
伊勢えびの漁獲量日本一
いすみ、御宿、勝浦など、浅海じ岩礁が広がる外房一帯が主産地。御宿では9~10月に伊勢えび祭りが行われたり、いすみでは直売所で購入可能。伊勢えびは身近なものである。
あさりも漁獲量トップクラス
船橋には浅利漁中心の漁師がいる。
浅利料理、佃煮の店あり。
千葉の名物魚介類
勝浦のカツオ
春と秋。県内の小型漁船にとって重要な魚種。
春の北上時と秋の南下時に、竿釣りで獲れる。
銚子のキンメダイ
通年。千葉が北限で、銚子沖のほか、勝浦沖、付良瀬(めらせ)などで一尾ずつ丁寧に釣る。
親潮と黒潮がぶつかる銚子沖のものは特に旨い。
一年を通して脂がのっている。
銚子のマダイ
春と秋。千葉の県魚でもある真鯛。
いすみや富津でも獲れるが、外川のものは別格扱い。
外房の伊勢えび
春、6~7月禁漁、冬前まで。
伊勢海老水揚げ全国1位を誇る千葉。
いすみ、御宿、勝浦は産地として知られ、ブランド認定している。
富津のアナゴ
夏~秋。銚子や木更津でも、水揚げされるが、特産地は大佐和。
いすみ(太東・大原)のマダコ
冬~春。千葉ブランド水産物に認定。
柔らかくて深い味わいがあるのが特徴。
外房のクロアワビ
春~秋前。アワビの中でも最高級とされる黒アワビ。
主に勝浦、鴨川、南房総で獲れ、禁漁前の8月頃は値段も手頃。
旭(飯岡)のフグ
冬。九十九里浜最北端にある旭市は海産物の宝庫。
飯岡漁港にはショウサイフグが揚がり、冬の名物。
旭(飯岡)のアンコウ
冬~春。飯岡漁港では、刺し網漁で、2~4月にかけて水揚げされる。
旭(飯岡)の磯ガキ
夏。プランクトンが豊富な太平洋の荒波にもまれ、身がとても大きいのが特徴。
6~7月が旬でさかな市場には出回らず、地元でのみ味わえる希少なもの。
千葉ブランド認定魚一覧
千葉の釣りキンメ3種 (旬は春)
(銚子釣りキンメ)(1年を通して上質な脂)
(勝浦外房釣りキンメ)
(東京湾口のキンメ)
房総沖のマカジキ (旬は冬)
船橋の瞬〆スズキ (旬は夏)(5~10月)
有名千葉市場
千葉市中央卸売市場水産卸千葉魚類
〒261-0003 千葉県千葉市美浜区高浜2丁目2−1
勝浦朝市
〒299-5233 千葉県勝浦市浜勝浦319
https://www.city.katsuura.lg.jp/forms/menutop/menutop.aspx?menu_id=1796
千葉の郷土料理
なめろう
『なめろう』は、もともと漁師さんが船の上で作り食べていたお料理で、 新鮮なお魚(アジ、サンマ、イワシ、トビウオ)などの青魚を三枚に卸しと薬味野菜、味噌などを一緒にたたきにしたメニュー。 「なめらかな舌触り」とか・・・ 「お皿を舐めたくなるほど旨い」と言われる。
サンガ焼き
なめろうをそのまま、又は、アワビなどの殻貝に盛って焼いたもの。