日本全国美味しい魚 東京都の魚の魅力をたっぷりご紹介

東京都

江戸前として知られる東京湾。
日本一の広さを誇る水域。
東京湾から伊豆諸島、小笠原諸島まで、広大な海を擁する東京都。
日本200カイリ水域である450万㎞(世界で6番目の広さ)のうち、約38%が東京都に接する水域で、その広さは日本一。

干物になったサメ君

八丈島行って食べた島寿司が忘れられない。
明日葉そば漬けのにぎりすし

干物になったエイ君

いい旅をしてますな、サメ君。

目次

東京都の知識

江戸前とは?

古くからブランドとして定着していた江戸前という言葉。
本来は羽田沖から江戸川河口周辺までの沿岸を指したが、その海域では漁業がほとんど行われていない現状を踏まえ、現在は水産庁により、「東京湾全域で獲れた新鮮な魚介類」と定義されている。

無形文化財、カツオ釣りの神事

神津島のかつての特産物、鰹節と縁の深い行事。その昔から、手漕ぎ船でカツオ漁を行い、初漁を神に捧げてきた歴史を持ち、江戸時代から大正時代にかけてカツオ漁で栄えた名残をとどめる神事。
8月2日の夕刻、漁業を行う若者が観客をカツオに見立てて餌ならぬ菓子やおひねりを撒き、カツオ釣りの動作を繰り返すもの。国の重要無形文化財に指定されている。

東京都の名物魚介類

江戸前あなご
春~秋。羽田沖で獲れるものを江戸前と称し古くから味の良さで知られる。
近年は漁獲量が減少しているが脂がのった身はとても美味しく。
白焼きやすしネタ、天ぷらに最高。

江戸前あさり
春~秋。江戸前ブランドの代表格
酒蒸しや味噌汁、炊き込みご飯の他、東京発祥の佃煮の定番。
アサリ漁が盛んだった深川の名のついた「深川飯」は下町の味。

伊豆諸島のサザエ
冬~春。大島から三宅島にかけて、角の立派なものが多く、素潜りなどで獲る。
柔らかで旨味があり、つぼ焼きが人気の他、磯の香りとと歯ごたえのいい刺身も人気。

伊豆諸島のキンメダイ
通年。大島から八丈島で多く獲れる。
鯛へ尿側の水深200~800mの深海が棲息地。
12~1月が旬で、一本釣りで漁獲される。

イサキ
夏。新島、神津島でよく獲れる。梅雨のイサキと呼ばれ、産卵前の初夏はあぶらがのって特に旨い。

タカベ
夏。日本固有種でで沿岸の岩礁に棲む。脂がのるのは8~9月。
伊豆七島では、骨ごと筒切りにしてワサビ醤油で食べる伝統料理。

八丈たるかつお
冬~春。八丈島産のカツオ。引き縄釣りで一尾ずつ丁寧に漁獲される上、
漁期も早いので、初ガツオとしての市場価値が高い。

八丈春とび
冬~春。トビウオ類の中でもっとも大型で、全長約50㎝になる。
早春が旬の春トビと言われる。
脂がのった白身で刺身やたたきの他、干物やくさやにも使われる。

赤いか
春~秋。鮮やかな赤褐色が名前の由来。
新島、神津島で獲れる。5~6月は抱卵した子持ちも美味。
肉厚で柔らかく甘い身は、以下の中でも最高級と言われる。

小笠原えび
カノコイセエビという種類で、荒波と海流にもまれて、引き締まった身が身上。
小笠原で少量獲れる希少なもので、500g~2.5㎏と大ぶり。

東京ブランド認定魚一覧

ハゼ (旬は秋)「江戸前のハゼ」
タカベ (伊豆諸島)(6~8月)
春トビウオ (八丈島)(旬は春)

有名東京都市場

東京都中央卸売市場 豊洲市場
〒135-0061 東京都江東区豊洲6丁目3
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu

 

築地場外市場
〒104-0045 東京都中央区築地4丁目16−2
tsukiji.or.jp

東京都の郷土料理

べっこう寿司
青唐辛子を入れた醤油に浸した白身魚をネタにした握り寿司。
大島で食べられる。

くさや
伊豆諸島、新島や八丈島の特産品。
ムロアジやトビウオをさばき、くさや汁に一晩漬け込んでから乾燥させる。

深川飯
アサリやハマグリとねぎなどの野菜を煮込んだ味噌汁を、白飯の上にかけた丼。

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