赤貝(アカガイ)の生態
標準和名
フネガイ科 赤貝 (アカガイ)
生息域
北海道南部から九州。
沿海州から東シナ海。
内湾の砂泥地。
語源
血液中の色素に人間と同じヘモグロビンをもっており、身の色合いが赤いため。
地方名
市場では単にタマ(玉)。
外洋性のサトウガイと区別するために「ホンダマ(本玉)」「ホンアカ(本赤)」などともいう。
赤貝の知識
赤貝のちょうつがいから伸びるスジは42本。
宮城県閖上(ユリアゲ)のものが色合いも味もよく国内随一であり、高価。
高級寿司屋などだけで食べられる。
昔は江戸前でたくさん穫れていて、東京湾のものが最高級であった。
赤貝の旬
冬から春
赤貝の栄養素
ビタミン、鉄分、カルシウムなど豊富。
赤貝の効用
疲労回復、動脈硬化、肝臓病