鯵(アジ)の生態と栄養素と効用
標準和名
スズキ目アジ科 マアジ(真鯵)
生息域
北海道南部から東シナ海までの、水深2M足らずの港から水深150Mの場所まで。
語源
味の良さから「味」から「アジ」になった。
地方名
市場で単に「アジ」といえばマアジの事。
ときに「本アジ」ともいう。
小さいものを「豆アジ」、大きいものを「大アジ」ともいう。
マアジは大きいものが美味しいとは限らない。
むしろ「大味」の意味ともいう。
アジの知識
アジには2種類いる。
浅瀬であまり回遊しないアジ「黄アジ型」
やや深い場所で回遊するアジ「黒アジ型」
黄アジは小ぶりだが脂ものっており旨みが強い。淡路島のアジが有名。
黒アジは漁獲量は多いが、脂がなく、身質が粗く、旨みにかける。
黄アジの方が高値である。
生の握りの際には
臭み消しにショウガとアサツキをのせる。
その際に飾り包丁を入れておくと薬味がこぼれにくい。
アジの旬
春から夏 5~7月
アジの栄養素
EPA、DHA、カルシウム、アラニンなどかなりの栄養素がある。
アジの効用
心筋梗塞、脳梗塞、眼精疲労、頭痛、肩こり、高血圧、動脈硬化