日本全国美味しい魚 三重の魚の魅力をたっぷりご紹介

三重

伊勢えび、アワビ、かきの三大漁獲ブランドが揃う。
リアス式海岸が続く天然の良港が多い熊野灘、深い内湾で河川の流入により栄養豊かな伊勢湾からさまざまな魚類、種類も豊富な貝類、大きく育った藻類が水揚げされる。

干物になったサメ君

三重県の伊勢は良かったなぁ。
郷土料理のカツオの手こねずしが美味しかった。
カツオの漬け具合といいシャリの酸っぱさ、甘さの塩梅が丁度良く美味しかった!

干物になったエイ君

観光地の夫婦岩も有名ですねぇ。

目次

三重の知識

伊勢志摩地方は「御食(みけつ)国」

古くから朝廷や神宮に海産物などを献上することのできた伊勢志摩地方は「御食(みけつ)国」とも呼ばれる。

アワビは神宮へ捧げられる重要な一つである。

アワビを採取する場所は鳥羽市国崎と定められている。
伊勢神宮の内宮、外宮、別宮それぞれに供えられた。
因みにお祝いに使うのし袋に付くのしは本来、のしたアワビそのものを贈ったことの名残とされている。

冬の風物詩はサンマ

サンマを丸ごと天日干しにした干物が有名。

三重の名物魚介類

伊勢えび
秋~春。県魚に認定。見栄を代表するブランド魚。
シンボルマークの入ったタグで差別化され志摩半島を中心に180tほどの漁獲量がある。

志摩アワビ
春~夏。志摩半島の入り組んだ海岸と海藻が肉厚で甘味がある身を育てる。
海女さんが一つずつとる。

的矢カキ
的矢湾で養殖される一大ブランド。
厳禁された海水で浄化して出荷されるので生食が可能。
通常より早い1年で育つため柔らかで風味が豊か。

紀北町のマンボウ
夏。三重ではスーパーでも買えるおなじみの魚。
歯ごたえがあり、白身魚や鶏のささみのような食感。

あのりふぐ
秋~冬。伊勢湾、熊野灘で獲れた700g以上の天然トラフグ。協議会が認定した地元志摩の旅館や小売店でのみ扱われるため現地でしか味わえない希少なもの。

浦村カキ
秋~冬。太平洋からの黒潮と伊勢湾からの海水、木曽三川、宮川の真水が流れ込む浦村湾で育まれる。
弾力性に富み、甘未と旨味が強い。

宝彩エビ
春~夏。安乗の天然クルマエビの別名。
伊勢湾と黒潮の交わる海域で育つため、普通のエビより一回り大きいのが特徴。
漁獲量が少なく、甘くコリコリとした食感と口の中に残る旨味が絶品である。

熊野灘のカツオ
春。三重の南側に広がる熊野灘で、3~4月にかけて漁獲される。

桑名のハマグリ
冬~春。江戸時代からの名物。光沢のある美しい殻をもち、大きいものは8cmにもなる。
柔らかく、甘未と独特の風味があり、その形から「浜の栗」とも称される。

熊野灘のサンマ
秋~春。三重のサンマはあっさりした味わい。
酢〆にして作る姿寿司は紀伊半島の郷土料理の代表格。

有名三重市場

おわせお魚いちばおとと
〒519-3659 三重県尾鷲市古戸野町2−10

ハクタカ水産伊勢志摩中央市場ザ朝市
〒517-0014 三重県鳥羽市堅神町1−11

三重の郷土料理

てこね寿司
もとは漁師の船上の食事。
新鮮なカツオを、醤油で味付けした酢飯にまぶし、手でこねてつくる、素朴な料理。

火事焼き
海女の火事焼き料理とも呼ばれ、志摩半島近海で獲れる伊勢えび、アワビなどの魚介類を、生きたまま網にのせて炭火で焼いて賞味する。

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