日本全国美味しい魚 静岡の魚の魅力をたっぷりご紹介

静岡県

太平洋に面した長い海岸線に、地域ごとに特色ある漁業が栄える。

干物になったサメ君

静岡は山あり海あり最高だった!
山中湖で食べたサクラマスの押しずし美味しかった。

干物になったエイ君

焼津漁港で食べたマグロのハラス焼き定食も美味しかったよ。

干物になったカジキ君

なんといっても、サクラエビのかき揚げ丼がサックサクで最高だった。

目次

静岡の知識

祝い事にはキンメの尾頭付きや、げんなり寿司。

伊豆、稲取の伝統的な食生活として、祝い事にはキンメの尾頭付きや、げんなり寿司が用意される。
ユニークな名をもつげんなり寿司とは、キンメダイでつくったそぼろ、マグロや〆サバなどをのせた大ぶりな寿司。あまりの大きさに、げんなりするところから名付けられた。

西伊豆町田子地区の古くからの特産品、潮がつお。

かつおの内臓を取り除き、塩を詰めて3日間ねかし、さらに塩水に10日間漬けてから水洗いし、天日干しにしたもの。
茶漬けや焼き物、吸い物などにするほか、正月の縁起物としても珍重される。

静岡の名物魚介類

由比港のサクラエビ
春と秋。日本でも静岡でのみ獲れる。
桜色が美しく体調は4~5㎝。
富士川河口沖から大井川河口沖にかけて分布。
かき揚げや鍋仕立ての沖上がりなどで食べる。

焼津のマグロ
通年あり。静岡はマグロの取扱量日本屈指。
中でも焼津はトップで、遠洋漁港で獲られたマグロは船上で急速冷凍され、-60℃以下で保存されるため鮮度抜群。

御前崎のクエ
冬。漁獲量が以前の10分の1ほどに落ち込み、幻の高級魚と言われたクエを完全養殖することに成功。地元ではご当地グルメとして認知に力を入れている。

稲取・下田のキンメダイ
冬。築地での取扱量の4割弱を静岡で水揚げし、伊豆周辺の稲取や下田、御前崎、伊東で獲れる。地元では祝い魚でもあり、姿煮はもてなし料理。

焼津のカツオ
春~初夏。江戸時代から、マグロとカツオ漁の拠点だった焼津港。現在でも、静岡は全国上位、9万トン以上の漁獲量を誇る。
かつお節やなまり節、たたきなどにして食べられる。

戸田のタカアシガニ
通年あり。世界最大のカニで、静岡は漁獲量日本一。
沼津市戸田の特産品。水深200~500mに棲息し、足を伸ばすと大きいものは3m以上になる。
身は甘味があり美味い。

田子の浦のシラス
春~初夏。静岡全体でシラスの漁獲量全国1位の年もあるほど。
なかでも田子浦は漁の時間が短く、瞬時に氷で締めるなど鮮度に気を遣う。
畳いわしにも加工。

遠州灘の天然トラフグ
冬。遠州灘では約150隻の船が出漁。
延縄漁と呼ばれる漁法で傷をつけないよう丁寧に釣る。
県内約7割は舞坂漁港等に水揚げされる。

駿河湾のアジ
夏~秋。駿河湾の地魚として愛されているアジ。
駿河湾奥部など波の静かな海上いけすで養殖されている。
沼津アジ寿司が人気。

由比・小川のタチウオ
秋。立ち泳ぎという特殊な姿から名づけられ、鋭い歯を持ち、銀色に光る姿が美しい。
由比、小川が特産。

有名静岡市場

海鮮なぶら市場
〒437-1623 静岡県御前崎市港6099−7

焼津さかなセンター
〒425-0091 静岡県焼津市八楠4丁目13−7

清水魚市場
〒424-0823 静岡県静岡市清水区島崎町

いちば館
〒424-0823 静岡県静岡市清水区島崎町149

静岡の郷土料理

ナアイナマス
三枚におろしたカツオを軽く火で炙り、ぶつ切りにして塩で味付けした初漁の祝い料理。

ガワ料理
新鮮な魚を具にいた冷たい味噌汁で、御前崎の名物。
新鮮なカツオ、アジ、タイなどをたたきにし、梅干し、玉ねぎ、生姜、しそを細かく刻み込み味噌を加えて、砕いた氷を入れた冷水で溶き、食べる。

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