目次
赤身の魚とは
マグロ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ
といった筋肉が赤褐色から暗赤紫色をした魚の総称。
赤身魚の特徴としては
回遊魚や集団生活をする魚に見られる。
運動が激しいので、体が大量の酸素を常に必要としている。
エラ呼吸によって得た酸素を効率よく運び、体の隅々で巧みに利用する色素たんぱく質が重要な役割となっている。
色素たんぱく質とは
血液色素たんぱく質のヘモグロビンや筋肉色素たんぱく質のミオグロビンである。
これらの色素たんぱく質が、暗赤紫色の成分となって筋肉を赤くしているのだ。
白身の魚とは
タイ、ヒラメ、カレイ、ホウボウ、アマダイ、キンメダイ、シロギス、トビウオ
といった筋肉が薄い赤色から白身をした魚の総称。
白身魚の特徴としては
回遊しない、動きの少ない魚に見られる。
結論
色素たんぱく質が多いか、少ないかで「赤身の魚」と「白身の魚」に分かれるのである。