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魚の格付け
全ての魚介類は、民族、歴史、文化、風土、漁獲量、美味等の要素によって最高級魚、高級魚、大衆魚に区分され、その差は値段に反映される。
しかし、冷凍、輸入等でしっかり手当てされず、脂がなく水っぽい魚や養殖魚などは安値で取引される。
最高級魚
本マグロ、マダイ、ホシガレイ、トラフグ、ヒラメ、クルマエビ、新子、ウニ、シマアジ、マコガレイ、アカガイ、ミルガイ、アオリイカ、ブリ・・・等
中でも(本マグロ、マダイ、ホシガレイ、トラフグ、ヒラメ、マコガレイ等)味覚上の訓練と能力を要求され、背景に食の文化を持っている。
高級魚
アナゴ、カンパチ、ヒラマサ、メジマグロ、サバ、マアジ、アマダイ、スミイカ、サヨリ、シロギス、シャコ・・・等
高級魚でいい魚は、値段は高いが旨い!
高級魚で、安くて旨いはありえない。
あれば必ず何らかの美味の諸条件に欠けている。
大衆魚
イワシ、サンマ、コノシロ、スルメイカ、イナダ、タコ・・・等
最近は漁獲量の激減と流通の画期的な進歩とにより、大衆魚が高級魚に変身することがある。
高級店も大衆魚のいい魚は積極的に使うようになってきている。
干物になったサメ君
いろんな魚を食べていろんな味を知ろう