月別魚の旬一覧表&春夏秋冬に食べたい魚

目次

魚の旬1月~12月の一覧表。

1月 睦月(むつき)

マグロ、ヒラメ、ハマチ、フグ、白魚、コハダ、タコ、ヤリイカ、モンゴイカ、スミイカ、トコブシ、ハマグリ、赤貝、ミル貝、青柳、タイラ貝、ホッキ貝、ホタテ貝、カキ、甘海老、車海老

2月 如月(きさらぎ)

マグロ、鯛、ヒラメ、ハマチ、サワラ、白魚、タコ、コハダ、トコブシ、ハマグリ、赤貝、ミル貝、タイラ貝、青柳、ホッキ貝、ホタテ貝、甘海老、車海老、スミイカ、ヤリイカ

3月 弥生(やよい)

マグロ、鯛、ワカシ、白魚、サワラ、サヨリ、車海老、ヤリイカ、ハマグリ、赤貝、青柳、トコブシ、ミル貝、ホッキガイ、タイラ貝、ウニ

4月 卯月(うづき)

カツオ、ブリ、鯛、白魚、サヨリ、カスゴ、スルメイカ、アオリイカ、シャコ、ハマグリ、ミル貝、ホッキガイ、トリガイ、ウニ

5月 皐月(さつき)

チュウボウ、カツオ、カレイ、シマ鯵、キス、鯵、カスゴ、シャコ、ウニ、トリガイ、スルメイカ、アオリイカ

6月 水無月(みなづき)

チュウボオウ、ボストンマグロ、カツオ、カレイ、フッコ、シマ鯵、カンパチ、ヒラマサ、イナダ、ハモ、鯵、キス、穴子、シャコ、スルメイカ、アオリイカ、アワビ、ウニ。

7月 文月(ふみづき、ふづき)

チュウボウ、ボストンマグロ、カツオ、カレイ、スズキ、シマ鯵、カンパチ、ヒラマサ、イナダ、ハモ、鯵、鮎、穴子、シャコ、スルメイカ、アオリイカ、アワビ、ウニ

8月 葉月(はづき、はつき)

メジ、ボストンマグロ、カナダマグロ、カレイ、スズキ、シマ鯵、カンパチ、ヒラマサ、イナダ、シンコ、鯵、鮎、穴子、スルメイカ、アワビ、ウニ

9月 長月 (ながつき、ながづき)

メジ、ボストンマグロ、カナダマグロ、スズキ、カンパチ、イナダ、コハダ、鯖、スルメイカ、子イカ

10月 神無月(かんなづき)

メジ、マグロ、ボストンマグロ、イナダ、コハダ、鯖、サヨリ、スルメイカ、モンゴイカ、スミイカ、ホタテ貝、トリ貝、タイラ貝、イクラ

11月 霜月(しもつき)

マグロ、ボストンマグロ、コハダ、鯖、サヨリ、ハマグリ、タイラ貝、ホタテ貝、トリ貝、トコブシ、スミイカ、モンゴイカ、車海老、イクラ

12月 師走(しわす)

マグロ、ハマチ、フグ、コハダ、イワシ、タコ、ホタテ貝、タイラ貝、赤貝、ハマグリ、トリ貝、ホッキ貝、ミルガイ、カキ、トコブシ、車海老、甘海老、スミイカ、ヤリイカ、モンゴイカ、イクラ

春・夏・秋・冬 食べたい魚介

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC_6701-1024x684.jpg

春の旬・食べたい魚介

・アサリ
桜の頃~5月頃が旬。だが通年出回っている。
千葉県一帯が有数の産地だが減少傾向。
伊勢湾、瀬戸内海、有明海なども有名。

・サヨリ
春から夏にかけて産卵のために藻の多い湾内に入ってくる時期が旬。
体長30cm以上のサイズが美味。このサイズは「かんぬき」ともいう。

・マダイ
桜の時期が産卵期で、この時期は脂がのってうまい。
2kg前後、30cmのサイズがうまい。

・マコガレイ
3月中旬に登場する江戸前のものは、型は小振りだが厚みがある。
冬はヒラメ、夏はマコとも言われている。

・サワラ
回遊魚で、土地ごとに旬は異なるが、古くからの有名産地である瀬戸内海を基準として、春の魚とされる。

・ホタルイカ
2月頃から兵庫、石川などで揚がる。
富山湾の漁解禁は3月で4月がピーク。(6月頃まで漁は続く)
釜揚げされて出荷されることが多い。

・イイダコ
春に持つ卵が米粒のように見えることから「いい(飯)ダコ」
3~4月が卵もちピーク。(飯)が重要でオスは半値ほど。
明石や岡山など、瀬戸内海のイイダコは良質で、春の風物詩。

・ニシン
西の春告げ魚がサワラとすると北国はニシン。
毎年2月頃から出始め、3~4月がピーク。
近海物の生を焼いたものは驚きの美味。

・サザエ
産卵期が夏なのでその直前の3月~ゴールデンウィークまでが旬。
主産地は房総半島、伊豆、紀伊半島、九州など。
関東で最高級品といわれるのは大原や勝浦などの房州産。

夏の旬・食べたい魚介

・スズキ
常盤もの、福島県の請戸港の活け物は身が厚く、高値で取引される。
夏のスズキは洗い、刺身が美味。

・穴子
江戸前の寿司、天ぷらには欠かせない。
羽田沖のが最上。松島産もいい。
江戸前は梅雨前後によくなる。

・鯵
通年見かけるが梅雨の時期から夏にかけてが脂ものってうまい。
場所によってブランド化される鯵もある。

・イサキ
「梅雨イサキ」という言葉もあるように、なぜか卵を持つ梅雨の時期が旬。
9月になると産卵期は終わる。

・カツオ
初ガツオは4月前後。夏はさらに北上を続け7月頃には群れの先端は三陸沖に到着し、脂ののりもよくなる。

・トビウオ
脂肪分が少なく、サッパリとして淡白な味は夏向き。

・ウニ
基本的には夏が旬。
種類はトゲトゲが長いものがムラサキウニ系。(色は白っぽい)
短いものがバフンウニ系。(色は赤っぽい)

・アワビ
一般的に貝の旬は春だが、アワビは夏。
クロアワビ、エゾアワビ、メガイアワビ、マダカアワビの4種類が日本で獲れる。

・マダコ
日本沿岸で広く獲れる。有名なのは瀬戸内海。
6-8月が盛漁になる。

・タチウオ
旬は夏~秋にかけて。
食べやすくて人気

秋の旬・食べたい魚介

・サンマ
秋の代表的存在。
夏から秋にかけて北海道から本州北部の太平洋側を南下する。
根室や気仙沼が有名。

・ホッケ
春と秋が旬。
北海道の羅臼、礼文、積丹が有名産地。

・シシャモ
北海道の太平洋側でしか獲れない。
10~11月にかけて産卵のために川に浮上する僅かな時期が旬。
鵡川のシシャモが有名。

・スルメイカ
全国各地の沿岸で獲れ、産卵期もずれており通年手に入る。
ピークは春から秋にかけて。

・ハタハタ
秋田の代表的な魚。
11月ごろから産卵のために海面近くまで上がってくる。この時期が旬。

・イトヨリダイ
秋から冬にかけて西日本で多く揚がり、九州のものなどが東京へ出荷される。
関西では近海物は高級魚とされる。

・アマダイ
関西で人気。旬は秋から冬。
若狭湾の「若狭ぐじ」が有名。

・カマス
生食より焼き物が適している。
和歌山の串本の干物が有名。

・サバ
春から夏にかけて北上。春サバは3月ごろの産卵前のものはうまい。
秋から冬に南下。秋サバは脂がのってうまい。

冬の旬・食べたい魚介

・マダラ
真冬が旬。たらふくの語源はタラ。

・トラフグ
フグの中で最もうまく、値が張る高級魚。
瀬戸内や九州の東シナ海、天草灘などが漁場。
下関に揚がるのも有名。

・カキ
北海道、岩手、宮城、広島が主な産地でほとんどが養殖。
秋から春が季節で旨みが増す冬が旬。

・ホタテ
北日本が産地で、北海道や青森が有名。
羅臼に近い野付の天然殻付き活けホタテが最高級品。
養殖などで通年で回るが旬は冬。

・ヒラメ
冬の代表魚。北海道から九州まで幅広く棲息。
寒ヒラメが高級品。肝も身もうまい。

・ブリ
各地の沿岸に棲息し、春から夏にかけて日本列島を北上し秋から冬にかけて南下する。
旬は冬の天然寒ブリ。

・アンコウ
10月から出回るが肝がでかくなる真冬が旬。

・クロマグロ
近海物のクロマグロは、沖縄や台湾周辺で産卵し、太平洋側と日本海側に分かれて北上する。
冬、津軽海峡に達する頃には大きいもので300kg超えるほどになる。
年明け以降は海が荒れるため12月までが漁期のピーク。

・キンメダイ
通年で回るが秋から張るまでが最漁期。
脂がのって最もうまくなるのは冬。
外房や伊豆などが産地。関東は特に銚子、稲取が有名。

・スミイカ(コウイカ)
西日本で多く獲れ、瀬戸内や九州のものが人気。
春から初夏が産卵期で、冬に最もうまくなる。



干物になったサメ君

魚の旬の一覧表でした。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次